RFおよび無線設計のための3次元電磁界シミュレータ
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Ansys HFSSは、3次元電磁界(EM)シミュレーションソフトウェアです。アンテナ、アンテナアレイ、RF、マイクロ波部品、高速配線、フィルター、コネクター、ICパッケージ、プリント回路基板など、高周波電子製品の設計とシミュレーションに対応しています。通信システム、レーダーシステム、先進運転支援システム(ADAS)、衛星、モノのインターネット(IoT)製品、各種の高速RFデバイスやデジタルデバイスなど、高周波かつ高速な電子機器を設計するために、世界中のエンジニアがAnsys HFSSを使用しています。
HFSS(高周波構造シミュレータ)は、豊富なソルバーと直感的なGUIを搭載しており、圧倒的な性能に加え、3次元EM問題に対する深い洞察力を提供します。Ansysの熱、構造、流体力学ツールと統合されているため、エレクトロニクス製品の強力かつ総合的なマルチフィジックス解析により、製品の熱および構造面の信頼性確保を図れます。HFSSは3次元EMの難題に対し、強みである自動アダプティブメッシュ生成技術と高度なソルバーを活用することで、絶対的な正確さと信頼性を実現しています。この処理は、 ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)技術により、高速化することもできます。
Ansys HFSSのシミュレーションスイートには豊富なソルバーが搭載されており、受動素子ICのような細かいものから、ADASシステムの自動車レーダーシーンなど大規模なEM解析まで、多様な電磁問題に対応します。信頼性の高い自動アダプティブメッシュ生成の精緻化により、最適なメッシュを割り出して生成することに時間を割くのではなく、設計に集中することができます。この自動化と精度の保証が、HFSSと他のあらゆるEMシミュレータとの違いです。他のEMシミュレータは、最適で正確なメッシュを生成するために、ユーザーによる手動操作と複数回の解析を必要とします。ANSYS HFSSでは、メッシュによって物理特性が決まるのではなく、物理特性によってメッシュが決まります。
Ansys HFSSは、研究開発や仮想設計プロトタイピングにおける最高のEMツールです。設計サイクルを短縮し、製品の信頼性と性能を引き上げます。Ansys HFSSを利用して、競合他社に勝ち、市場をつかんでください。
- 事例
- Developing Reliable Small Antennas for Smartphones - Article - ANSYS Advantage - V9 I1
- Electric Power through the Air - Article - ANSYS Advantage - V9 I2
- Lightning Strikes More Than Once - ANSYS Advantage - Article - V10 I1
- Radar Road Trip - Article - ANSYS Advantage - V9 I2
- Test Drive for EMI - Article - ANSYS Advantage - V9 I2
- Keeping the Block Cool - ANSYS Advantage - Article - V10 I1
- カタログ・パンフレット請求
- ホワイトペーパー
- ウェビナー
- ビデオ
主な機能
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高周波電磁界ソルバー
主要な電磁界ソルバー技術を用いて製品の電磁挙動をシミュレーションします。
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信頼性と自動アダプティブメッシング
HFSSではメッシュが自動的に生成されるため、効率的にシミュレーションができ、精度の高い結果が得られます。
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3Dコンポーネント
IPを保護しつつ、サプライチェーンを通じて3次元のシミュレーションにすぐに利用可能なコンポーネントを共有します。
主な機能
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ハイパフォーマンスコンピューティング
単一のマルチコアマシンに対して最適化され、さらにクラスターの全能力を活用するようにスケールすることが可能な、画期的な HPC手法によって、規模、速度、忠実度の増したシミュレーションを実行します。
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Electronics Desktop
電磁界、電気機械、回路、システムをシミュレーションする統合プラットフォームです。HFSS、Maxwell、Q3D Extractor、Icepak、SimplorerはElectronics Desktopに組み込まれ、これらのツールのプリ/ポストプロセッサとしても機能します。
お客様によるANSYSソフトウェアの活用事例を見る:

漢陽大学校、電子・コンピュータ工学科(韓国、ソウル)
研究者チームは、機器、科学、および測定帯域をカバーする小型のウェアラブルアンテナを設計しました。チームの課題は、反射損失および軸率帯域幅の設計目標を達成する複数の設計パラメータを設定することでした。論文では、測定結果とsパラメータおよび遠距離場パターンの間の良好な相関性が示されました。 ケーススタディを見る
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