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Ansys HFSS
クラス最高レベルの3D高周波構造シミュレーションソフトウェア

アンテナ、コンポーネント、インターコネクト、コネクタ、IC、PCBなどの高周波電子製品の設計とシミュレーションに対応する多目的フルウェーブ3D電磁界(EM)シミュレーションソフトウェアです。

3D電磁界シミュレーションソフトウェア

RFおよび無線設計のための3次元電磁界シミュレータ

Ansys HFSSは、3D電磁界(EM)シミュレーションソフトウェアです。アンテナ、アンテナアレイ、RFまたはマイクロ波部品、高速インターコネクト、フィルタ、コネクタ、ICパッケージ、プリント回路基板など、高周波電子製品の設計とシミュレーションに対応しています。通信システム、先進運転支援システム(ADAS)、衛星、モノのインターネット(IoT)製品で採用される高周波かつ高速なエレクトロニクスを設計するために、世界中のエンジニアがAnsys HFSSを使用しています。

  • 電磁気学アイコン
    コンポーネントからシステムまでのEMワークフロー
  • 電磁気学アイコン
    連成EMシステムソルバー
  • 電磁気学アイコン
    暗号化された3D設計の共有
  • 電磁気学アイコン
    アダプティブな自動メッシング

製品仕様

HFSSの比類なき性能と確かな精度により、エンジニアはほとんどの複雑なシステムにおけるRF、マイクロ波、IC、PCB、EMIの問題に対処することが可能です。

*Electronics Enterpriseでのみ使用可能

  • アンテナ設計ツールキット
  • レーダープリ/ポスト処理
  • 周波数・時間領域FEM
  • ハイブリッドFEM/IE/SBR+ソルバー
  • 新機能: ISO-26262準拠
  • 3DレイアウトECADフロー
  • *SBR+ Accelerated Doppler Processing(高速ドップラー処理)
  • 積分方程式(MoM)
  • Memory Matrixソルバー
  • 5Gポストプロセシング
  • 同時進行の初期3Dメッシング
  • SBR+ 大規模EM向け
  • Multipactionソルバー

チップから船まで、HFSSですべてを解析

Ansys HFSS Mesh Fusionによる大規模設計の解決方法

Ansys HFSSを使用して、パッケージ、PCB、ケーブル、アンテナを搭載したドローンのような大規模で複雑な電磁界システムのメッシュ生成とフィールドのプロットが容易に行えます。

HFSS Mesh Fusionでは、新しいメッシュアルゴリズムと最新ソルバーを融合することで、安定したメッシュ生成を実現しました。メッシュ生成領域の分割と独立化を可能にし、領域に合わせた最適メッシュアルゴリズムを適用します。

HFSS Mesh Fusionの特許取得済みテクノロジーにより、Ansys HFSSと同じ厳密性、精度、信頼性で、はるかに複雑な設計をシミュレーションできます。これは同じ設計内に、ローカルジオメトリに適したターゲットメッシングテクノロジーを適用することで実現されます。

HFSS Mesh Fusionでは、新しいメッシュアルゴリズムと最新ソルバーを融合することで、安定したメッシュ生成を実現しました。メッシュ生成領域の分割と独立化を可能にし、領域に合わせた最適メッシュアルゴリズムを適用します。

July 2024

What's New

New capabilities and improvements in performance, meshing, and modeling are opening up new application spaces for Ansys HFSS.

2024 R2 HF Electronics
HFSS General Parallel Component Adapt for Mesh Fusion

HFSS adaptive mesh refinement is now parallelized across cores, clusters, or Ansys® Cloud™ enabling a fully coupled, uncompromised EM matrix extraction.


HFSSアプリケーション

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HFSSケーススタディ

Ansysのケーススタディ

Live Wire

研究者たちは、機器、科学、計測の全帯域をカバーする異例のコンパクトなウェアラブルアンテナを設計しました。

Ansysのケーススタディ

ANYWAVES社

ANYWAVES社、次世代小型アンテナの開発にAnsysのシミュレーションソフトウェアを採用

Ansysケーススタディ:レーダー

ネットワークソリューションの技術革新

Chemring Technology Solutions 社では、電磁界が重要な役割を果たす無線通信、レーダー、高周波ネットワークに関わるほとんどのプロジェクトで、Ansys HFSS が重要な役割を果たしています。

Ansysケーススタディ:プロトタイピング

Andar Technologies社

Ansys HFSS による仮想プロトタイプにより、Andar 社は革新的な設計を実現し、物理的なプロトタイプの作成量を最小限に抑えることができました。

HFSS Application Briefs

Ansysのケーススタディ

複合型フェイズドアレイアンテナとプラットフォームの相互作用について

ここでは、フェーズドアレイアンテナの設計・開発と、艦艇のような移動するプラットフォームでの性能解析について見ていきましょう。 

よくあるご質問

Ansys HFSSは、3D電磁界シミュレーションのソフトウェアソリューションです。アンテナ、RFおよびマイクロ波部品、高速インターコネクト、フィルタ、コネクタ、ICコンポーネントおよびパッケージ、プリント回路基板など、高周波電子製品の設計とシミュレーションに対応しています。

Ansys HFSSをインストールするには、Ansysの製品をお使いのお客様であり、Customer Portalにアクセスできる必要があります。Ansys HFSSは、Electronicsソフトウェアバンドルおよび無料のAnsys Studentバンドルに含まれています。

はい。HFSSでは、インポートオプションとしてSTLを選択できます。有限要素法モデル(FEM)解析の場合、STLファイルはHFSSモデラー形式に変換されます。IEおよびSBR+解析には、STLファセットをインポートして直接解析するためのオプションがあります。

Ansys HFSSをダウンロードするには、Ansysの製品をお使いのお客様であり、Customer Portalにアクセスできる必要があります。Ansys HFSSは、Electronicsソフトウェアバンドルおよび無料のAnsys Studentバンドルに含まれています。

Ansys HFSSの習得については、すでに製品をお使いのお客様、学生の方、まだ製品を使用していないお客様によって方法が異なります。 

「Ansys HFSS入門」は、Ansys Innovation Coursesのサイトで利用できる無料のコースで、Ansys HFSSジオメトリ設計とEMシミュレーションワークフローの基本について習得できます。 

Ansysの製品をお使いのお客様は、これらのHFSSコースを利用できます。

 

このビデオでは、Ansys HFSSでアンテナを設計する手順を紹介します。ダイポールアンテナのジオメトリを作成する方法を示し、アンテナ解析のためのHFSS機能について説明します。「Ansys HFSSでアンテナを設計する方法」

物理がメッシュを定義し、メッシュが物理を定義するのではない

Ansys HFSSのシミュレーションスイートには豊富なソルバーが搭載されており、受動素子ICのような細かいものから、ADASシステムの自動車レーダーシーンなど大規模なEM解析まで、多様な電磁界問題に対応します。信頼性の高い自動アダプティブメッシュ生成の精緻化により、最適なメッシュを割り出して生成することに時間を割くのではなく、設計に集中することができます。

この自動化と精度の保証が、HFSSと他のあらゆるEMシミュレータとの違いです。他のEMシミュレータは、最適で正確なメッシュを生成するために、ユーザーによる手動操作と複数回の解析を必要とします。

HFSSの機能

 

主な機能

HFSSは、研究開発や仮想設計プロトタイピングにおける最高のEMツールです。設計サイクルを短縮し、製品の信頼性と性能を引き上げます。

  • EMI/EMC解析
  • 複雑な環境下での無線周波数干渉(RFI)
  • 設置されたアンテナおよびRFコサイトの解析
  • RFシステムおよび回路の解析
  • シグナルおよびパワーインテグリティの解析

ユーザーは、高度な電磁界ソルバーを含むElectronics Desktopのシームレスなワークフローを活用し、それを電力回路シミュレータに動的にリンクして、電子デバイスのEMI/EMC性能を予測できます。これらの統合されたワークフローにより、設計反復および高コストなEMC認証試験を省略できます。Electronics Desktopにおける、多様な電磁界問題に対処するよう意図された複数のEMソルバーと回路シミュレータは、エンジニアが、電気機器の全般的な性能を評価し、干渉のない設計を行うのに役立ちます。これらの多様な問題は、放射線/伝導放出、感受性、クロストーク、RFディセンス、RF共存、コサイト、静電放電、電気的ファストトランジェント(EFT)、バースト、落雷効果、高強度フィールド(HIRF)、放射線障害(RADHAZ)、電磁環境効果(EEE)、電磁パルス(EMP)からシールド効果やその他のEMCアプリケーションまで、多岐に渡ります。

EMITの強力な解析エンジンは、非線形システムコンポーネント効果を含む、すべての重要なRF相互作用を計算します。複雑な環境でのRFIの診断は、テスト環境での実行が非常に困難でコストがかかることで知られています。しかし、EMITのダイナミックリンク結果ビューを使用すると、干渉信号が各受信機に到達する厳密な発生元と経路を示すグラフィカルな信号トレースバックと診断サマリーを使用して、干渉の根本原因を迅速に特定できます。干渉の原因が明らかになると、EMITは最適解を導くために、さまざまなRFI緩和策を迅速に評価することができます。新しいHFSS/EMIT Datalinkにより、HFSSで作成した、設置されたアンテナの物理3Dモデルから、RFI解析用モデルをEMITで直接作成できます。これにより、大規模なプラットフォームのコサイト干渉から電子機器の受信機干渉まで、RF環境向けの完全なRFIソリューションのためのシームレスなエンドツーエンドワークフローが提供されます。

候補となるアレイ設計で、任意のビームスキャン条件に基づき、あらゆる要素の入力インピーダンスを検証できます。フェイズドアレイアンテナは、調査したいスキャン条件での遠距離場および近距離場パターンの挙動と一致する要素(受動または駆動)に基づき、要素、サブアレイ、またはアレイ全体のレベルで、パフォーマンスに合わせて最適化できます。無限アレイモデル化には、単位セルに1つ以上のアンテナ要素を配置する必要があります。セルには、磁場をミラーリングするために、周壁に周期境界条件が組み込まれ、無限数の要素が生成されます。すべての相互結合効果を含む、要素スキャンインピーダンスと埋め込み要素の放射パターンを計算できます。この手法は、一定のアレイビームステアリング条件のもとで発生する可能性がある、アレイ不感スキャン角度を推測する場合に非常に役立ちます。有限アレイシミュレーション技術は、領域分割と単位セルを活用して、有限サイズの大型アレイのための高速ソリューションを取得します。この技術は、すべての相互結合、スキャンインピーダンス、素子パターン、アレイパターン、アレイエッジ効果を推測する完全なアレイ解析の実行を可能にします。

EMITは、複数の干渉源が存在する複雑なRF環境で、RFシステムパフォーマンスを予測するための独自のマルチ忠実度アプローチです。EMITは、RFI問題の根本原因を迅速に特定し、設計サイクルの早期段階で問題を軽減するために必要な診断ツールも提供します。

SI回路を搭載したHFSSは、IC、パッケージ、コネクタ、およびPCBにまたがるダイツーダイから最新の相互接続設計の複雑さを処理できます。強力な回路やシステムシミュレーションと動的にリンクされたHFSSの高度な電磁界シミュレーション機能を活用することで、エンジニアはハードウェアでプロトタイプを構築する前に、高速電子製品の性能を理解することができます。

暗号化されたHFSS 3Dコンポーネントをシミュレーションできるということは、精度についてもう妥協する必要がないということです。設計者は、回路レベルのコンポーネント(Sパラメータモデルなど)と正確な3Dモデルを設計に使用することを余儀なくされて、全体的なシミュレーション精度に影響が出るようなことがなくなります。

これにより、ベンダーの見込み客は、暗号化された3Dコンポーネントを完全なシステム設計に使用できます。エンドユーザーは、ベンダーの設計IPも保護しながら、統合のカップリング効果を厳密に考慮することにより、結果の妥当性についてより一層の信頼が得られます。さらに、HFSSおよびアダプティブメッシュ生成により、暗号化された3Dコンポーネントに対して、妥協のない完全なシミュレーション忠実度を提供し、確立された精度を実現します。

HFSSマルチパクションソルバーは、有限要素法によるParticle-In-Cell(PIC)法に基づいています。HFSSは、周波数領域のフィールドソリューションのポスト処理としてのマルチパクター効果解析を提供します。荷電粒子シミュレーションの励起と境界条件を設定するためのいくつかのステップを踏むだけで、設計がマルチパクター効果による破壊防止の基準を満たしているかどうかを確認できます。

HFSS リソース & イベント

注目のウェビナー

Webinar on Demand
HFSSライブウェビナー
Ansys 2023 R1:Ansys HFSSの新機能

数十年にわたる数値電磁界解析の研究開発を基盤としたHFSSは、3Dレイアウトのワークフローの改善や、Mesh Fusionソルバーの分散型コンピューティングのさらなる最適化という形で、ユーザーに新しい機能をもたらします。

Webinar Series
HFSS 3Dレイアウトウェビナーシリーズ
HFSS 3Dレイアウトウェビナーシリーズ

このWebセミナーシリーズでは、HFSSのアダプティブメッシング技術がどのように膨大なPCBレイアウト形状を処理し、最も正確な結果をもたらすかを、実際のお客様の事例をもとにご紹介します。

On Demand Webinar
Ansys HFSSにおけるHPC機能の活用
Ansys HFSSのHPC機能を使用した効率的な新しいアンテナシステム設計

このウェビナーでは、アンテナ設計に関するHFSSの進歩と、この分野のリーダーとして確立されたHFSSの進化について説明します。


ホワイトペーパーと記事

2021-09-ANSYS-og.jpg

実際のレーダーアプリケーション向けの物理ベースの合成データ

このテクニカルペーパーでは、Ansysの対象分野のエキスパートであるArien Sligarが、Ansys HFSSから派生した電磁界シミュレーション技術の使用と、自動車レーダー用のMLアルゴリズムをトレーニングする合成データを生成するためのデジタルエンジニアリング手法の使用について説明します。


ビデオ


アクセシビリティに優れたAnsys

Ansysは、障がいを持つユーザーを含め、あらゆるユーザーが当社製品にアクセスできることがきわめて重要であると考えています。この信念のもと、US Access Board(第508条)、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)、およびVoluntary Product Accessibility Template(VPAT)の最新フォーマットに基づくアクセシビリティ要件に準拠するよう努めています。

Ansysができること

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