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Ansys Thermal Desktop
伝熱および流体流れモデリングソフトウェア

包括的な二相流機能から高度な有限要素法解析に至るまで、Ansysの世界クラスのソフトウェアは、熱解析または流体解析を実施するエンジニアにとって重要なツールです。

熱を重視したモデリングのためのAnsys Thermal Desktop

Ansys Thermal Desktopは、熱や流体の流れに関する複雑な問題を解決するために任意の構成で組み合わせることができる、組込みの有限差分、有限要素、集中定数容量オブジェクトなど、熱解析モデルを作成するためのあらゆる機能を備えています。Thermal Desktopを使用することで、自動車部品から有人宇宙船まで、仮想プロトタイプを作成して、よりロバストな製品を設計できるようになります。

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    Ansys Fluent、Mechanical、Model Center、STKとの統合
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    単一環境でのFEM、FD、熱輻射、および流れ
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    軌道環境モデリング
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    推進技術およびネットワーク流れのモデリング
Ansys Thermal Desktop

クイックスペック

Thermal Desktopでは、従来の熱モデリング手法を活用しながら、CADベースのジオメトリへの完全なアクセスと構造コードとのデータ交換を可能にすることで、熱解析と流体解析を同時に実行できるようになります。

  • 完全なパラメータ化
  • 自動モデル相関
  • 温度と熱流束の可視化
  • 熱データの完全なポストプロセス
  • 高度なメッシングソフトウェア
  • 輻射計算のマルチプロセッササポート

2025年7月

新機能

2025 R2のAnsys Thermal Desktopでは、ソリッド内のパイプ、2次伝熱要素、Ansys optiSLang内のThermal Desktopなどの複数の機能が強化されました。さらに、TD DirectとParticipating Media(ベータ)に代わり、Ansys DiscoveryプラットフォームをベースとしたスタンドアロンツールであるTD Designer(ベータ)が提供されています。

2025 R2 Fluids Thermal Desktop pipe in solids
ソリッド内のパイプ

対流の精度がそれほど重要でなく、それらの流路を考慮するために固体メッシュが破壊されないことが最重要となるケースで、流体の流路をメッシングせずに小さな流路をモデル化できます。また、再メッシュせずに冷却パイプを設計できるようになります。      

2025 R2 Fluids Thermal Desktop quadratic elements
2次伝熱要素

非線形温度分布の2次形状および熱解析を扱えるようになり、粗いメッシュでも精度が向上し、ポストプロセスが強化されました。

td-fluids-r1-2025-thermal-desktop-node-optislang.png
Ansys optiSLangでのThermal Desktop

Ansys optiSLang内のThermal Desktopノードがリリースされました。単一のThermal Desktopインスタンスで、設計の最適化を実行してパフォーマンスを向上させることができます。

熱解析シミュレーション

熱解析シミュレーション

熱エネルギーが製品の効率、信頼性、安全性にどのように影響するかがわかります。

Chip thermal method

アクセシビリティに優れたAnsys

Ansysは、障がいを持つユーザーを含め、あらゆるユーザーが当社製品にアクセスできることがきわめて重要であると考えています。この信念のもと、US Access Board(第508条)、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)、およびVoluntary Product Accessibility Template(VPAT)の最新フォーマットに基づくアクセシビリティ要件に準拠するよう努めています。