2026年3月
新機能
Ansys Discovery 2026 R1は、設計エンジニア向けの初期設計段階におけるシミュレーション環境としての役割をさらに強化し、マルチフィジックス機能の拡張、メッシュのロバスト性向上、ソルバーの接続性の効率化を実現しました。
今回のリリースでは、ジュール発熱を伴う共役熱伝達(CHT: Conjugate Heat Transfer)が導入され、Ansys Discovery内でエレクトロニクスの冷却のための電気伝導と熱を組み合わせた解析を直接実行できるようになりました。鋭角なエッジや薄い構造の捕捉など、新しい流体メッシングの強化により、臨界流れや熱伝導領域が自動的に解像され、精度が向上します。AIを活用したジオメトリ検出機能が強化されました。複雑なフィーチャーを特定して整理できるようになり、モデルの準備を簡素化できます。Ansys Discovery 2026 R1は、より忠実度の高い妥当性確認が必要な場合にも、AEDT IcepakおよびAnsys Mechanicalとの連続性をサポートしているため、早期の設計探索から詳細な解析までをスムーズに進めることができます。