ANSYSシステムカップリング

ANSYSは、通常は別々のソルバーでシミュレーションされるデータ交換を管理し、独立ソルバーの実行を調整して、物理モデル間の複雑な相互作用を正確に捕捉するためのサービスとして、システムカップリングを提供しています。これは問題全体の理解において極めて重要です。温度を管理する必要がある、風力タービン翼や電気モータ冷却用途にみられるような密接な流体-構造連成は、システムカップリングの力を利用する用途の一例です。マルチフィジックスシミュレーションのスムーズな収束を達成するために、アプリケーションのモデリングに必要なソルバー間のデータ交換を正確に管理し、データ間でソルバー実行を調整するシステムカップリングの能力は、エンジニアリングの決定に影響を及ぼす高忠実度のマルチフィジックスシミュレーションにとってきわめて重要です。

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主な機能

重要なアプリケーションを正確にシミュレーションする

サポート対象のカップリングパーティシパント(Supported Coupling Participant)が多数あるため、システムカップリングによって広範囲の用途のシミュレーションが可能になります。詳細な流体-構造連成、誘導加熱および 熱管理モデリングは、ANSYS Mechanical、ANSYS Fluent、ANSYS Maxwell、ANSYS CFXおよびANSYS Forteへの接続を通して可能になることの一例です。シミュレーションには多数のパーティシパントを含めることができます。システムカップリングAPIは、新しいパーティシパントを調整する場合に簡単に使用でき、さまざまなアプリケーションの拡張を可能にします。

Accurately Simulate Important Applications

自動協調シミュレーションソルバー管理によって、安定した結果を達成

システムカップリングは、マルチフィジックスシミュレーションに参加しているソルバーの同期を行います。ソルバーの実行と、収束確認、再起動、HPC導入およびエラー処理などのタスクが実行されます。必要な詳細レベルによって、定常/静的、非定常およびこれらの解析タイプの混合が可能です。高度な手法(ソリューションの安定化と加速に対して完全に異なる時間スケールと手法がある状況の管理に使用される手法を含む)によって、システムカップリングを使ったシミュレーションの可能性がさらに増加します。

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高度で正確なデータ交換

さまざまな物理ソルバーには、最適なソリューションを実現するためのさまざまなメッシュのベストプラクティスがあります。これらのメッシュは、マルチフィジックスの相互作用が発生するインターフェースでは、外観が非常に異なることがあります。システムカップリングは、さまざまな方式を使って、データを正確に交換します。非常に保守的な方式と、利用可能なプロファイル保存方式の両方を使って交換される量に基づいて、適切なアルゴリズムとマッピング手法が選択されます。2D-3Dと3D-3Dマッピングが可能です。マッピング診断によって、マッピング品質を評価することができます。

Never Compromise with Advanced and Accurate Data Exchange

専用GUIによってマルチフィジックスのセットアップが簡単になります

システムカップリングは、ANSYS Workbench内、およびコマンドラインからアクセスできます。いずれの場合も、新しい直観的なグラフィカルユーザーインターフェースによって、ソルバーの接続が容易になります。これによって、共有された連成部分とソルバーのカップリング設定の指定を一カ所で行うことが可能になります。協調シミュレーションに加えられたさまざまなソルバーの境界条件とシミュレーション設定を利用可能にするために、システムカップリングのセットアップでは、マルチフィジックスシミュレーションに関与しているソルバーをまずセットアップすることが必要です。

Dedicated GUI Makes Multiphysics Setup Straightforward