ANSYS 19.2、ポートフォリオ全体で問題解決を加速

最新世代のPervasive Engineering Simulationソリューションですべての分野での生産性、効率、および精度が向上

ピッツバーグ、2018年9月18日 – 新しくリリースされた ANSYS® 19.2では、革新的な流体メッシュ生成テクノロジー、安全分析向けに強化されたワークフロー、革新的なシステムカップリングエンジンが追加され、製品開発における最も困難な課題をこれまでにない速さで解決できるようになりました。

製品ライフサイクルがますます短くなり、付加製造技術、自律走行車、電化技術、および5G接続といったトレンドの急速な発展に伴って、革新的な製品を送り出さねばならないという企業のプレッシャーはかつてないほど高まっています。ANSYS (NASDAQ:ANSS)のPervasive Engineering Simulation(エンジニアリングシミュレーションの活用拡大)ソリューションの最新版リリースでは、新しいシングルウィンドウ、効率的なワークフロー、および数値流体力学(CFD:Computational Fluid Dynamics)用の高度なメッシュ生成テクノロジー(特許出願中)が導入されて、より多くのユーザーが設計プロセスを高速化できるようになりました。セーフティクリティカルなアプリケーションの組込みソフトウェアの開発プロセスが刷新され、自動車レーダーシナリオ、デジタルツイン、3D設計調査、および構造モデリングを解析する際の計算速度とユーザー エクスペリエンスが大幅に向上したことは、ユーザーに大きな恩恵をもたらします。

「企業は常に、今より高速かつスマートで革新的な製品を生産し、同時にコストの削減、品質の向上、およびサイクルタイムの短縮を実現するようにプレッシャーをかけられています。ANSYS 19.2では、業界をリードする当社のポートフォリオのあらゆる製品を強化して、より多くの企業が設計の障壁を取り除き、革新的な製品を、品質を犠牲にせずかつてないスピードで市場に投入することを可能にします。」(ANSYS、エレクトロニクス、流体解析、および構造解析ビジネスユニット担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Shane Emswiler)

19.2リリースには、以下の特長があります。

CFDモデルの高速化と高精度化 流体スイートでは、ANSYS 19.2でCFDシミュレーションの処理速度と生産性を大幅に向上させる新機能が提供されます。水密形状を扱うタスクベースのワークフローは、Mosaicメッシュ生成テクノロジー(特許出願中)をサポートすることによって、より多くのエンジニアが従来より少ないトレーニングで高精度の結果を短時間で得られるように支援します。ANSYS® Fluent®メッシングには、より短時間でより高品質な結果を得られる、完全に自動化されたテクノロジー(特許出願中)が装備されました。このMosaicテクノロジーは、高品質な多面体メッシュを使用して自動的にさまざまな境界層メッシュを組み合わせることによって、従来より少ない数の高品質なセルで流体を正確に解像し、2倍の速度で解を計算します。

「19.2のFluent Meshingは、これまでのバージョンに比べて、特に大規模で複雑な形状を処理する際の所要時間という点で、極めて大きい恩恵をもたらします。生成されるメッシュは、あらゆる点で当社の品質要件を満たすどころか、それを上回っています。その結果、生産性が大幅に向上し、必要な手作業も少なくなりました。」(Mann and Hummel社、CFD専門家、Vidyanand Kesti氏)

マルチフィジックス設計の速度と性能の向上 ANSYS 19.2では、マルチフィジックスシミュレーションにSystem Coupling 2.0が導入されました。System Coupling 2.0は、前バージョンのシステムカップリングエンジンに対して完全に検証済みであり、あらゆるシナリオで一貫した高い性能を提供します。ユーザーは、マルチフィジックスシミュレーションでハイパフォーマンスコンピューティング(HPC:High-Performance Computing)リソースを利用して、データのマッピングにかかる時間を短縮できます。19.2では、テキストベースのワークフローも強化されています。洗練されたテキストベースのワークフローを使用して、流体-構造連成解析を簡単に開始または再開したり、HPCクラスターを活用したりできます。

自動車用半導体の機能安全分析を実行するための拡張機能 新しくリリースされたmedini analyzeの半導体向けソリューションは、とりわけISO 26262で規定される安全上の対策が求められる自動車や自律走行車向け半導体のベンダーにワークフローの改善や開発プロセスの高速化をもたらします。

「medini analyzeは、タスクリストとライブラリを使用することで、すべてのビジネスユニットで安全分析の品質向上と標準化の推進に役立っています。それと同時に、再利用を通じて効率もアップします。現在は、お客様と連携して、システムレベルに対応した解析結果をエクスポートするANSYS 19.2の新機能を利用しています。これは、お客様にとってより効率的な方法です。また、当社の詳細な知的所有権が保護されます。」(Allegro MicroSystems社、機能安全マネージャー、Paul Amons氏)

自律走行車と電気自動車のシステムシミュレーション機能の拡張 ANSYSのシステムスイートには、デジタルツイン、自律走行車、および電気自動車の開発に不可欠な新しい機能が導入されています。

新機能により、デジタルツインの構築、妥当性確認、および展開を簡単かつ迅速に実行できます。ユーザーは、静的ROMの三次元場を可視化し、速度や流量などのシミュレーション結果を三次元形状の上で表示することができます。

ANSYSは、このほどOPTIS社を買収し、ANSYS VRXPERIENCEを製品スイートに導入しました。この新しいソリューションは、車両システムの予測的妥当性確認を次のレベルに引き上げて、インテリジェントヘッドランプ、内部/外部照明、自律走行車制御、HMI妥当性確認などの複雑なシステムが含まれる自律走行車シミュレーションにおいて、あらゆる仮想現実のシミュレーションと妥当性確認のニーズを満たします。また、VRXPERIENCEを使用することで、さまざまな気象条件や道路条件、対向車、歩行者のシナリオを含む実環境の条件を使用し、危機的な状況に対する車両の反応を予測しながら、完全かつ現実に即した自律走行車のシミュレーションを実施できます。

組込みソフトウェア設計の使いやすさと拡張機能 組込みソフトウェアスイートの強力な新機能によって、エンジニアが組込みシステムのアーキテクチャを設計し、セーフティクリティカルな組込みコードを開発および検証する作業を、これまでより短い期間で簡単に実行できるようになりました。ANSYS® SCADE Suite®では、設計検証ツールとSimulink®インポートツールの両方の機能が強化されました。ANSYS® SCADE LifeCycle®では、ANSYSがサポートする要件管理ツールに、Jama Software社のJamaが追加されました。これにより、ユーザーは、SCADEアーティファクトをJamaのサロゲートモデルとしてエクスポートできるので、行列を双方向で生成できます。

物理場シミュレーションの機能を光学と光電子工学に拡張 ANSYS 19.2では、新しい製品バンドルANSYS SPEOSが導入されました。これは、イルミネーション、屋内/屋外照明、カメラ/LiDAR、および光学性能の設計およびシミュレーションの機能を完備したソリューションです。ANSYS SPEOSを使用することによって、光学システムをこれまでより迅速に設計できます。これにより、設計者は、システム内で光学性能をシミュレーションして、最終的なイルミネーション効果を評価および試験できるようになりました。これらの他に類を見ない機能により、設計者は光学製品の性能の仕上げを行うことができ、さらに開発期間の短縮とコストの削減も実現できます。

設計調査の強化により短時間で知見を獲得 3D設計スイートでは、設計者はこれまでにない速さでより多くのコンセプトを自信を持って調査できます。Discovery製品ファミリーが強化されて、3Dシミュレーションが簡便化および合理化されました。ANSYS® Discovery Live™にパラメータスタディ、スクリプティング、カスタマイズなどの機能が追加され、複雑な設計変更を簡単に実行できるようになりました。パラメータスタディを使用することで、設計者は、最小限のセットアップでほとんど時間をかけずに新しいアイデアを試すことができ、シミュレーション結果についてより多くのことを学び、複数の設計目標のトレンドとトレードオフをより深く理解できます。ANSYS® Discovery™ AIM®では、物理モデルを考慮したメッシュ生成が強化され、設計者は、初期設計における重要な選択をより迅速に行うことができます。

設計最適化のためのシミュレーションオプションの追加 ANSYS 19.2では、構造スイートに高度な機能が追加されています。新たに強化された逆解析、材料設計ツール、およびトポロジー最適化などの機能向上により、エンジニアは、これまでにない多様なシミュレーションオプションを使用できるようになりました。新しい高温/低温解析(逆解析)機能により、エンジニアは、稼働中の高温状態において理想的な形状と性能に達するような低温時(無負荷時)のコンポーネントの形状を計算できます。新機能の材料設計ツールでは、サンプル材料の詳細なモデルを作成してから大規模なシミュレーションで使用する等価な物性を計算することにより、オーバーヘッドを発生させずに複雑な材料を組み込む効率的な方法を提供します。ANSYS19.2の付加製造技術ソリューションでは、ANSYS® Additive Print™とANSYS Workbench Additiveのロバスト性が強化されました。Additive Suiteには、物理ベースの格子最適化機能が追加されました。ANSYS 19.2では、トポロジー最適化の新たな荷重オプションとして、付加製造技術に最適な製造制約および独自の格子最適化機能が追加されました。

「トポロジーの最適化と付加製造技術は、Vins Motorcycles社のような当社のお客様にとって構造健全性を維持しながら軽量化を実現するために非常に重要です。ANSYS 19.2の進化によって、このプロセスの合理化が一層進み、当社のお客様は製品開発における最も困難な課題を解決できるようになりました。」(Asotech社、テクニカルマネージャー、Davide Mavillonio氏)

エレクトロニクス設計向けの使いやすい高速シミュレーション 電磁界解析スイートの新しい解析機能は、エンジニアに大きな恩恵をもたらします。マルチチャネルレーダーシステムシミュレーションの新機能の1つとして、パルスごとの路上場面シミュレーションで高速メッシュ生成と人や障害物の効率的な移動を可能にする軽量形状モデラーが追加されました。これにより、前のリリースの20倍の処理速度が実現します。ANSYS® Icepak®には、複数の電磁界解析から損失を受け取り、熱的影響を計算する機能が追加されました。ANSYS® SIwave™には、プリント基板(PCB:Printed Circuit Board)の設計性能を評価するために、PCBのスタックアップ層とインピーダンスを簡単に定義および調査できる新しいスタックアップウィザードが追加されました。

ANSYSについて
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYSのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYSは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYSは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、数千人のプロフェッショナルを擁し、その多くは有限要素法解析、数値流体力学、エレクトロニクスおよび半導体、組込みソフトウェア、設計最適化などのエンジニアリング分野で博士号、修士号を取得しています。本社を米国のピッツバーグ南部に置くANSYS は、世界中に75ヵ所以上の戦略的販売拠点を有するとともに、40ヵ国以上のチャネルパートナーとネットワークを築いています。詳細は、 www.ansys.com をご覧ください。

シミュレーション関連の情報については、 www.ansys.com/Social@ansys.com をご覧ください。

ANSYS、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。

アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

ANSS-C

Contact

Media
Amy Pietzak
724.820.4367
amy.pietzak@ansys.com

Investors
Annette Arribas
724.820.3700
annette.arribas@ansys.com

ANSYSへのお問い合わせは、以下をクリックしてください

お問い合わせ先
Contact Us
お問合せ