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DCバイアス・温度特性を考慮した基板実装コンデンサの最適化
あらゆる電子機器は、快適な常温環境でのみ利用されるものでは、ありません。特にエンジンの制御等は、過酷な環境下でもその誤動作は、命取りです。設計者は、あらゆる環境下でも、高精度の動作を維持を保障しなくてはなりません。 Ansysでは、約2年前に村田製作所様の多大な協力のもと業界に先駆け [C(T、Vdc)]ライブラリをサポートしました。このライブラリは、電子機器の動作を 電気と熱のマルチ・フィジック連成シミュレーションで威力を発揮する 画期的なライブラリです。 このセクションでは、Murata SPICE Capacitor [C(T、Vdc)]ライブラリを使用したPCB内のスイッチングレギュレーターの動作を例に、SIwaveとIcepakの反復ソールーションによって、温度と電圧の分布が、ACデカップリングにどのように影響するか、また、EMIと過渡領域でどのように影響するかのシミュレーションを紹介します。
レベル:
中級~上級
こんな人に受講をおすすめ:
・基板設計者で、SI、PI、EMI、熱を考慮した開発に携わっているお客様