2020
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2020 R2 エレクトロニクス製品バージョンアップセミナー HFSS / Circuit 編
Ansys HFSSでは、ソルバーの機能向上による解析の効率化に対応し、さらに5G Standard ToolキットによりFCC認証で求められる5Gアンテナの電力密度、累積分布関数(CDF)の出力が簡単に行えるようになりました。 HFSS 3D Layoutでは、従来メッシュ数が非常に多く解析が困難な大規模GDSIIモデル向けに、形状修正やメッシュ生成について機能強化が図られました。 Circuitでは、EMCやパワエレ解析で利用できるツールの提供や、新アルゴリズムによりDC解析の安定性を向上させました。
Ansys Electronics Desktop
- Dynamic Surface Resolution によるメッシュ生成機能向上の正式対応
- Field PlotをEnSightで扱えるファイルへ出力可能
- Grantaの材料DBの既存の95モデルに温度依存性の情報が追加、誘電体材料の72の周波数依存性モデルが追加
HFSS
- 5G Standard Toolkitによる電力密度計算のポスト処理自動化(FCC認証用データの抽出)
- 5G Standard Toolkitによるアンテナアレイの累積分布関数のポスト処理自動化
- 3D Component のアレーアンテナ解析で高速化を実現
- 3D Componentごとに適したメッシャーを自動判別し、1つの解析で異なるメッシャーが適用可能に
- 境界条件における Shell Element 機能の改善
- Lumped RLC 境界条件で直列接続に対応
- Circuit Port の収束性の改善
HFSS 3D Layout
- ECAD Xplorer の機能性向上で IC モデル解析のワークフローを効率化
- レイヤー構成を把握しやすい Edit Layers 画面
- PEC や RLC 境界条件を簡単に設定など様々な利便性向上
Circuit
- EMCやパワエレ解析用の新モデル追加で ESD 解析の機能拡充
- 新アルゴリズムによる DC 解析の安定化