ANSYS 医療セミナー2017 東京

脳神経疾患における血流解析システムをテーマとした ANSYS 医療セミナー2017・東京を開催


昨今、医療現場でもシミュレーション適⽤の事例は増えているものの、まだシミュレーションを「うまく活用できない」という声をよく聞きます。

本セミナーでは、脳神経疾患における血流解析システムをテーマに、医療現場でシミュレーションの適用を支援するため、第一線で活躍されている有識者の先⽣⽅から、最新動向と、脳神経外科の症例をもとにした活⽤事例を、わかりやすくご紹介いただきます。また、臨床医師、⼯学研究者としてのそれぞれの⽴場から、医療現場でのCFD解析の有⽤性や役割についてお話しいただきます。


講演者のご紹介

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  大島まり先生
大島 まり 先生
東京大学大学院情報学環 教授、生産技術研究所 教授 工学博士
東京大学大学院情報学環/生産技術研究所 教授。専門はバイオ・マイクロ流体工学。東京大学大学院工学研究科博士課程修了・博士(工学)。東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス室長。工学系研究科原子力専攻に進み、博士号取得後、東京大学生産技術研究所に助手として就職。大学院時代にマサチューセッツ工科大学、助手時代にはスタンフォード大学へと2度の留学経験を持つ。2度目の留学時に最新の研究領域「バイオ・マイクロ流体工学」と出会い、帰国後に研究を進め、現在に至る。
     
  庄島正明先生
庄島 正明 先生
東京大学 医学部附属病院脳神経外科特任講師
東大寺学園高等学校を卒業するまで奈良県に、東京大学医学部に進んでからは東京に在住。平成8年より脳神経外科医師として臨床修行を行ったのち、平成14年より東京大学生産技術研究所 大島まり教授の指導をうけて脳動脈瘤の血流解析を行い始める。平成21年より東京大学医学部附属病院 脳神経外科 助教,平成25年12月より特任講師として脳血管のカテーテル治療を担当。
     
  福田俊一先生
福田 俊一 先生
国立病院機構 京都医療センター脳神経外科 診療科長
1989年京都大学医学部卒業、同年京都大学脳神経外科入局 医学博士 1996年〜1999年/2002年〜2004年Department of Bioengineering, UCSD、2000年〜2002年Department of Molecular and Experimental Medicine, The Scripps Research Institute 帰国後は大津赤十字病院・彦根市民病院等で臨床活動、2010年より京都医療センター勤務、2011年より現職、臨床研究センター主任研究員
     
  下權谷祐児先生
下權谷 祐児 先生
東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 工学博士
2009年3月、東北大学大学院工学研究科バイオロボティクス専攻博士後期課程修了、博士(工学)。2009年4月から2014年3月まで、兵庫県立大学大学院工学研究科機械系工学専攻 助教。その間、客員研究員としてトロント大学(カナダ)に滞在。2014年4月より、東北大学学際科学フロンティア研究所 助教。博士後期課程より現在まで一貫して、数値シミュレーションの手法を用いた脳動脈瘤の発生・増大・破裂に関する血行力学の研究に取り組んでいる。

プログラム

時間 講演タイトル / 講演者
15:00~15:05 ご挨拶
15:05~15:55 【特別講演1】 予測医療を目指すCFD -脳血管障害へのアプローチ-
大島 まり 先生
東京大学大学院情報学環 教授、生産技術研究所 教授 工学博士

天気予報のように、手術による血行動態の変化を予測することは可能なのだろうか。本研究では、頸動脈の狭窄に対して行われるステント留置手術等を対象に、血管内治療が脳内の血流に与える影響を予測し、患者個別に対応した予測医療のための支援システムの開発を進めている。全身循環を考慮したシミュレーションに患者の医用画像や血流情報などの医用データを組み合わせることで、どのような情報が得られるのか、解説する。
15:55~16:00 ご休憩
16:00~16:50 【特別講演2】 脳動脈瘤に対するCFD 解析の臨床応用
庄島 正明 先生
東京大学 医学部附属病院脳神経外科特任講師

脳動脈瘤は血流衝突部位にのみ発生するため、古くから血行力学的ストレスとの関連が注目され、CFD が最も古くから導入された領域の一つである。CFD は脳動脈瘤の将来の破裂予測、コイル塞栓術後の再発予測、Flow diverter の治療効果予測に期待されて、シミュレーション自体は可能になってきた。手法や流儀に関わらず一定の結果がえられるというロバストネスが確立されれば臨床導入も可能だろう。
16:50~17:00 ご休憩
17:00~17:50 脳動脈瘤の形成・増大・破裂における血行力学的因子の役割:実験的・臨床的背景からCFD 解析まで
福田 俊一 先生
国立病院機構 京都医療センター脳神経外科 診療科長

下權谷 祐児 先生
東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 工学博士

脳動脈瘤のCFD研究においては、(1) CFD はあくまでシミュレーションであることを念頭に置いて、得られた結果を適切に解釈するために、脳動脈瘤の血行力学的因子に関する実験的・臨床的裏付けを理解しておくことが重要である。また、(2) 臨床的に意義のある知見を得るためには、多数症例に対する解析が必要となる場合が多い。そこで本講演では、現在進行中のCFD解析を用いた脳動脈瘤共同臨床研究を例として、(1) に関して医師の福田が、(2) に関してエンジニアの下權谷がそれぞれの立場から研究事例を紹介する。
17:50~18:00 Q&A

開催概要

開催日時 2017年 3月9日(木) 15:00~18:00 (受付 14:30~)
対象 ・ 脳神経の臨床医および、工学技術者CAEの使用を検討している医療従事者
・ 脳神経以外にも、循環器系など血流解析や医療分野でCAEを使用する意向のある医療従事者
・ 医療に従事しているANSYS製品ユーザー様、および使用予定の方
・ 臨床医、医療工学研究者がそれぞれの立場で、医療現場でCFD解析技術の導入を検討、研究方法や協力関係の構築を模索されている方
会場 アンシス・ジャパン株式会社 セミナールーム (東京: 日土地西新宿ビル 18F)
定員 80 名
参加費 無料 (事前登録制)
お申込み お申込みはこちら
お問合せ アンシス・ジャパン マーケティング部
tok-mkt-com
03-5324-7306
ご注意
  1. 講義内容は変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
  2. 定員になりしだい締め切らせていただきます。
  3. 競合他社様からのお申込みは、 お断りする場合もございますのでご了承ください。
共催:
アンシス・ジャパン株式会社
アンシス・ジャパン株式会社
サイバネットシステム株式会社
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