Wind Engineering

風工学

世界中で、高層ビル、橋、スタジアム、象徴的な歴史的建造物のプロジェクトがスタートするたびに、設計の複雑さが増しています。その結果、建物の構造の強度と安全性を確保するためには、より複雑な解析を実施し、環境に対する建物の反応や、建物の構造が周囲に与える影響を把握することが重要になります。

仮想モデリングを行えば、こうした建物の空力特性を効率的かつ正確に把握することができます。風による構造荷重を評価することが最優先課題となりますが、シミュレーションを実施すれば、環境に優しい建物内の自然換気の効率、排ガスなどの汚染物質の輸送と分散、地表面での歩行者の快適性なども評価することができます。

ANSYSのソフトウェアは、あらゆる種類の構造物を分析するために利用できます。エンジニアは構造物の空力特性を詳細に把握でき、規制機関は建物が標準的な設計基準から外れた場合の重要な環境影響データを得ることができます。

仮想モデリングを使用すれば、プロジェクトの大小を問わず同じようにシミュレーションを実行できます。ANSYSのソフトウェアには、各種のマルチフィジックス機能が備わっており、様々な乱流モデルと流体-構造連成解析機能を使用して、風の等温流れおよび浮力流れを解析できます。このようにして解析を行えば、広範囲の設計案を迅速かつ効率的に評価できるので、建築物に欠陥が発生するリスクを低減できると同時に、すべての規制要件を遵守しつつ、プロジェクトを予定通りに予算内で完成させることができる可能性が高くなります。