ANSYS DCS

ANSYS DCS - 分散コンピューティングサービス

分散コンピューティングサービス(DCS)は、様々なコンピューティングリソース上でのシミュレーションの分散、管理、解析を可能にするアプリケーションファミリーです。このファミリーの一部である設計ポイントサービス(DPS)は、複数のクラスター、ネットワーク、オペレーティングシステムに分散した何万もの設計ポイントを扱うことができる強力なソリューションです。

DCSは業界が求める以下の需要に応えます。

  • 多数の設計バリエーションの評価
  • 数千、数万の設計ポイントの実行ニーズ
  • ヘテロジニアス(異種混在)のコンピューティングリソースを使用できる柔軟性(Windows®上でCADを更新し、Linux上で解析)
  • お客様独自の設計調査システムを使用したプロセスを実現できるオープンアーキテクチャ

DCSは以下のハイレベルなビジネスの課題を解決します。

  • コンピューティングリソースをより効率的にフル活用して、設計を最適化する。
  • 設計の反復を迅速化し、新製品をわずかな時間で市場へ投入する。
  • 故障時期を正確に計算することで、保証期間中の返品を減らす。
  • 設計評価が真のスケーラビリティを実現します。
  • この柔軟なヘテロジニアスのコンピューティングインフラストラクチャを使用することで、エンジニアリングの課題をローカルで解決することはもちろん、世界中のコンピューティングリソースを使って取り組むこともできるようになります。

DCS技術がもたらす計算処理上の利点

  • 100の設計ポイントの計算を100のコンピューティングリソースに分散することで、ローカルでの計算であれば回答を1つしか得られなかったはずの時間で、100の回答を得ることができます。
  • この技術によって、設計ポイントの管理がANSYS Workbenchプロジェクトから分離されるため、実行がクラッシュまたは失敗しても、貴重な結果を失わずに済みます。

DCS技術の柔軟性

ヘテロジニアスな多数のコンピューティングリソースをお持ちではないでしょうか。例えばオフィスのデスクトップコンピュータは、時間外に評価機として使うようセットアップできるかもしれません。そしてANSYS Workbenchで設計調査を定義し、DCS/DPSへ送ります。ジョブを送信した後は、そのノートパソコンを閉じてどこかへ持って行ってしまっても、オフィスにある他のコンピューティングリソースが並行/同時モードで設計調査の処理を続けてくれます。好きなときに再びDPSに接続して、調査の監視や管理をしたり、結果を比較したりすることができます。最適な設計を見つけることもできます。

まとめ

DCSによって、様々なオペレーティングシステム、ネットワーク、場所のコンピューティングリソースをより効果的にフル活用しながら、シミュレーションへの投資を活かして設計を最適化できます。