ANSYS Cloudが市場で本格化

数百もの企業、研究機関において、ANSYSがシミュレーションスループットの増大と、無限の計算能力を可能に

ピッツバーグ、2019年8月20日 – -Microsoft Azureを用いたANSYS® Cloud™ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のおかげで、設計者は強力な計算能力を手に入れ、5G、自律システム、電気自動車、および他のグローバルなメガトレンド製品の高度化を図ることができます。ANSYS(NASDAQ:ANSS)エンジニアリングシミュレーションソフトウェア内より直接利用することが可能なANSYS Cloudは、企業、研究機関において高忠実度のシミュレーションの高速実行、開発サイクルの短縮、迅速な市場投入を促進、支援します。

ANSYS Cloudは、2月の最初のリリースと同時に市場で勢いを増し、数百におよぶお客様がその機能を活用しています。 中小規模の企業においては、高額な自社内HPC設備を用いることなく、数百もの計算コアを活用して、難易度の高い問題を解いています。 自社のHPCリソースを保有している大企業は、ピーク使用時に追加容量を得るために、ANSYS Cloudを活用しています。

「私たちは、ハイブリッドクラウドを用いた場合の、Microsoft Azure Active Directory (AD)とAzureサポートを使用することで、ANSYS Cloud上で、大規模で複雑な空力学の反復計算を実施しましたが、この機能は、必要とする時に簡単に、また瞬時に費用効果を考慮したHPCへのアクセスを可能にしてくれました。私たちの研究チームは、それぞれのデスクトップコンピュータのANSYS® Fluent™内から、シームレスにANSYS Cloudに接続し、類を見ない速さで、計算が難しいシミュレーションを行いました。 解析結果は計り知れないほど貴重で、私たちの研究を著しく進展させる、空力学的にかなりの改善が示されました。」
(Eindhoven工科大学 Bert Blocken教授)

5月に発表されたANSYS® Electronics Desktop™上のANSYS® HFSS™と ANSYS® SIwave™へのANSYS Cloudの統合は、電子工学分野において、時間的な制約のある重要な判断を下す際に必要となる、詳細な製品性能データを、エレクトロニクス分野のお客様が手にすることを可能にしました。例えば、分散HFSSマトリクスソルバーを使用して、高速電子機器製品を設計しているお客様が、複雑なPCBの解析時においても所有しているハードウェアのスペックに依存せず、ANSYS Cloudを使う事で必要な期間だけ大容量のメモリーや多数のコアを使って高速に計算することを可能にしました。

ANSYS® Mechanical™ ユーザーも、自身のデスクトップコンピュータでは処理できないような、複雑な解析が可能な計算能力に容易にアクセスできる、という恩恵を受けることができます。「LPI社は、幅広い分野の製造業へ先進的なエンジニアリングサービスを提供しており、当社のチームは、計算がかなり困難になるような、非線形の複雑な構造モデルを作成する、という業務を頻繁にこなしています。ANSYS Cloudは、本来扱うことが不可能とも言えるような、納期が厳しいプロジェクトや、複雑な解析を請け負える融通性を、私たちに提供してくれています。」(LPI社、シニアエンジニア、Evan Schickel氏)

「ANSYS Cloudは、最初のリリース以来注目を集めており、当社のお客様は、増大されたシミュレーションスループットと比類のないビジネスアジリティから、すぐに実感できる効果を目にしています。ANSYS Electronics Desktopを最新バージョンのANSYS Cloudに統合することで、幅広いユーザーによるオンデマンドHPCへのアクセスを可能にし、製品の品質を大幅に向上させ、市場までの製品開発スピードを上げることができます。」(ANSYS、クラウド/プラットフォームビジネスユニット、バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Navin Budhiraja)

Azureの恩恵により、様々な業界のANSYS Cloudユーザーは、ハードウェアとANSYSアプリケーション双方に対し、使用量ベースのライセンス形態で経費を節減しています。必要なHPC機能のみ購入し、金額の大きい固定資本の支出を避けることができます。 ANSYS Cloudは、大企業向けに匹敵するセキュリティを実現するため、ANSYSの優れたソフトウェア群とAzureのサービスを組み合わせることで、安全かつシームレスなクラウドアクセスを提供しています。

「ANSYS Cloudによるお客様に対する牽引力は、Microsoft Azure が提供する、飛躍的に向上したパフォーマンスとセキュリティの存在を証明しています。 RDMA InfiniBandを備えるHPCに特化して設計された設備により、Azure の膨大な数のオンデマンド計算コアが実現し、企業や研究機関は、大規模な並列や、密な連成解析を実施することができるようになります。 Azureがあれば、不正アクセスを防止する技術により、所有権を有する機密扱いのデータは、高い安全性を維持したうえで保護されるため、ANSYSのお客様は、セキュリティを犠牲にすることなく、パフォーマンスを堪能することができます。」 (マイクロソフト社Azure Compute、製品部門責任者、Navneet Joneja氏)

ANSYS について
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYSのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYSは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYSは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、本社を米国のペンシルバニア州ピッツバーグ南部に置いています。 詳細は、 www.ansys.comをご覧ください。

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アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

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