ANSYS 18.1によるエンジニアリングシミュレーションの活用拡大

最新リリースは設計の生産性を高め最適化を促進

2017年5月16日 – 本日リリースしたANSYS 18.1®により、エンジニアは、より早く簡単に次世代製品を開発できるようになります。ANSYS (NASDAQ:ANSS)は、ANSYS 18でリリースしたデジタルエクスプロレーションとデジタルプロトタイピング機能をさらに強化しました。これにより、さらに早期のシミュレーションが可能になり、コストの掛かる最終段階での設計変更を削減し、革新的な製品をより迅速かつ容易に市場に投入できるようになります。

「製品が一層スマートになり、企業はプロセスのすべてのステージで、製品の選択に関るデジタル洞察を得るために、そのライフサイクル全体を通じてシミュレーションを行っています。この傾向はさらに強まっており、私たちは、これをエンジニアリングシミュレーションの活用拡大と呼んでいます。私たちのお客様は、その規模に関わらず明日に向けての製品を開発しており、実際に製品化するためのエンジニアリング洞察を得る唯一の方法がシミュレーションであることを知っています。この最新リリースは、これまで同様に産業界で最も完全で正確なソリューションポートフォリオを有しており、お客様は、シミュレーション結果を信頼して過酷な設計課題を克服し、製品の革新性を加速できます。これらの機能をさらに多くのユーザーに提供することで、すべてのエンジニアが、製品開発でシミュレーションを使用できるようになります。」(ANSYS、ジェネラルマネージャー、Mark Hindsbo)

今回のリリースの特長は、以下のとおりです。

大規模な流体シミュレーションがより速く、より高精度に

流体分野では、ANSYS 18.1は、速度と忠実度をさらに向上させ、より迅速かつ高精度なシミュレーションを実現します。ディーゼルエンジンの気筒内シミュレーションでは、ユーザーは、周期境界を柔軟に設定し、従来と比較して最大9倍の速度で高精度の結果を得るというメリットを生かすことができます。ターボ機械の設計者は、ラジアルターボ機械のシミュレーションで、周期モード解析から得た複雑な振動モードをCFXフラッター解析に適用するときに、問題規模を削減して計算時間を短縮できます。ANSYS 18.1では、ワークフローとメッシュ生成機能も改善し、シミュレーションが初めての方が早期に戦力となれるように支援し、熟練エンジニアがさらに高度な技能を駆使する機会も提供します。

構造最適化設計に向けてのワークフローの強化と使い易さ

構造分野では、ANSYS 18.1は、トポロジー最適化において複雑な材料の解析と最適化設計の機能を追加し、製品製造をより容易にしました。ユーザーは、モーダル解析と静的構造解析で算出した荷重ケースを組み合わせ、振動数要件と構造要件を満たす設計を特定できます。最適化機能に新しい拘束が追加されたため、製造上の制約により柔軟に対応できるようになり、製造に適した最適設計が得られます。ANSYS 18.1は、シミュレーションが企業にもたらす価値を高める新しい機能を提供します。ハイパフォーマンスコンピューティング機能が改善され、ユーザーは設計プロセスの初期において、よりスマートな製品をより早く設計することができます。

電磁界製品設計のためのより速く、より簡単な解析

電磁界解析製品では、設計のための重要な新機能が加わりました。ANSYS 18.1は、ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス(NVH)解析機能を拡張し、磁気歪みと誘導磁気歪みの効果を考慮できるようになりました。これにより、電気機械やトランスのNVH解析精度が大きく向上しました。ハイブリッド電気自動車で使用される電気モータ、家電製品、産業用トランス等、静音稼動が基本的な設計条件となる機器のメーカーにとって、NVH解析は、きわめて重要な意味を持ちます。また、ANSYS 18.1には、新しい特性モード解析ソルバーが搭載されています。この機能により、スマートウォッチや携帯電話、IoT製品等の電子機器の設計で、アンテナ位置およびアンテナ合成を検討できるようになります。特性モード解析によって、アンテナやそれが設置されるプラットフォームの基本的な共振特性を正確に予測し、機器上の最適なアンテナ位置を選択し、目的とするアンテナパターンを合成できるようになります。

ANSYS AIMは、すべての物理場で機能を強化して、デジタル設計の可能性を拡大

ANSYS® AIM®は、ANSYS 18.1において、すべての物理場で機能を強化し、デジタル設計の可能性をさらに拡大しました。ANSYSの実績あるソルバー技術に基づいて設計エンジニア向けに開発されたAIMは、フィルター等の多孔質媒体、多孔板、充填層や流れ分配器等の流体シミュレーションにも対応しました。エンジニアは、シミュレーションの速度と使い易さを犠牲にすることなく、様々な条件の流体設計をさらに多く検討できます。塑性材料で2直線等方硬化則をサポートしたため、過度な荷重による材料降伏の恐れがある設計でより正確な結果を得ることができます。AIMにおける一方向の熱-磁界連成解析機能により、ユーザーは高温で作動する電気機械製品の正確な設計を簡単に行うことができます。

ANSYS SpaceClaimによるモデリング作業の効率化により、最適化がより速く、より簡単に

ANSYS® SpaceClaim®は、ANSYS 18.1でアディティブマニファクチャリング(付加製造)向けの高機能な最適化ツールをさらに強化しています。インフィル構造機能の強化により、ユーザーは製品設計の重量を増加させることなく設計強度を高めることが可能です。またこの最新リリースでは、SpaceClaimのユーザーインターフェースに高機能なスクリプト機能とインタラクティブな特性が組み込まれました。これによって、設計者は設計プロセスのさまざまな段階で、スクリプトを作成し、入力を行うことができます。共有トポロジーの手法にも改良が加えられ、ユーザーはコンポーネント間の接続をより確実に転送でき、設計プロセスの所要時間を削減することができます。

リリースに関する詳細は http://www.ansys.com/Products/Release-Highlights をご覧ください。現在ANSYSをお使いのお客様は、ANSYSのカスタマーポータルにあるDownload Center からANSYS 18.1をダウンロードすることができます。

ANSYS について

ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PC を使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYS のソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYS は、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYS は、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、数千人のプロフェッショナルを擁し、その多くは有限要素法解析、数値流体力学、エレクトロニクスおよび半導体、組込みソフトウェア、設計最適化などのエンジニアリング分野で博士号、修士号を取得しています。本社を米国のピッツバーグ南部に置くANSYS は、世界中に75ヵ所以上の戦略的販売拠点を有するとともに、40ヵ国以上のチャネルパートナーとネットワークを築いています。詳細は、www.ansys.com をご覧ください。

シミュレーション関連の情報については、www.ansys.com/About-ANSYS/social-media をご覧ください。

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アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

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